7月27日に城北線維筋痛症研究会が開催されました。
これは、最近よく耳にするようになった線維筋痛症に対し、
城北地区の先生方を中心に、診療科の垣根を越えて、
心療内科、整形外科、麻酔科、小児科など、その道の
プロフェッショナルの先生がたが集まり、線維筋痛症
について勉強する会として発足されました。
今回はその記念すべき第1回目の講演において、
当院院長の井上先生が講演を行いました。
線維筋痛症は痛みの原因がはっきりとわかっておらず、
その診断基準も難しいものになっていますが、
以前よりも疾患として認知されてきていることや、
新しい診断基準も誕生してきており、また治療法についても
投薬以外の治療指針として、有酸素運動、即ちエアロビクスによる運動療法も
効果的であると、色々な事がわかってきています。
そして、その成果を多くの先生方に広げていくこのような研究会の発足、
これは患者さまへの大きな助けになるのではないかと思いました。
事務たかおか