池袋内科

お知らせ

医院の新着情報や、日々の診療についての情報を掲載しております。
医師等の都合により、急な変更もしくは臨時の休診となる場合がありますので
ご了承ください。

院外勉強会(新しい睡眠導入薬)

今年は、例年にくらべて、新しい作用機序による新薬が多く発売されている感じがします。

まもなく、いままでの仕組みとは全く異なったしくみの睡眠導入薬が発売されます。

ラルメテオン(商品名:ロゼレム)は、メラトニンと似た作用によって、不眠の改善をします。

今までの睡眠導入薬とはしくみが違う上に、当然ながら使用経験の無い薬ですので、

どのような効き方をするのかは、未知数です。しかし、副作用が少ないという特徴は

ありそうですので、昼夜が逆転してしまうような人など、睡眠サイクルのみだれがある

人には効果が期待しやすいかもしれません。

ほとんどの睡眠導入薬は、緑内障(閉塞性狭隅角緑内障)の患者様には使用が困難で

す。それは、緑内障が悪化する可能性があるからです。(※緑内障にはいくつかの種類

がありますが、眼科の先生から大丈夫、と言われている場合は大丈夫でしょう。)今回発売

されるラルメテオンは、緑内障に使ってはいけないとの記載はありません。やっと緑内障の

患者様にも使える睡眠導入薬が出たか、と本当に喜んでおりました。が・・・

フルボキサミンマレイン酸塩(商品名:ルボックス・デプロメール)という、うつ状態などに

使われる薬との併用は禁止されました(禁忌<きんき>といいます)。これは薬を処方する

側から言えば、とても残念なことです。この2種類の薬を併用すると、作用が強く出てしまう

おそれがあるため、このようなことになりました。

とはいえ、睡眠のリズムを調節しているといわれるメラトニンの作用と同じ仕組みの薬と

いうことで、非常に期待される薬であることには違いありません。医師の間でも注目度が

高いようで、熱心な討論が行われました。

この薬は7月から使えるようになる予定です。

by 井上

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院内勉強会(子宮頸がんワクチン)

当院では、医療の質の向上をめざし、週1回、院内で勉強会をおこなっています。

前回の勉強会のテーマは子宮頸がんワクチンについてでした。子宮頸がんは、

ヒトパピローマウイルス(HPV)の関与がわかっており、このウイルスを排除して

子宮頸がんを予防するのが、子宮頸がんワクチンです。日本ではサーバリックス

というワクチンが発売されています。日本は予防にたいしては「遅れている」と

よくいわれます。子宮頸がんワクチンも、世界では普及しているところがあっても、

日本ではやっと名前がたまに聞かれるようになった程度です。しかし、日本でも

子宮頸がんワクチンが発売されましたので、女性の方は、将来を考えて、ワクチン

の接種を考えてみてはいかがでしょうか。とはいえ、どのようなものかわからない、

と不安な方も多くいらっしゃると思いますので、ご希望の方は資料をご用意いたし

ますので、スタッフにお声かけください。

ちなみに、現在発売されている子宮頸がんワクチンは、10才以上の女性で接種

可能です。

接種ご希望の方は、当院でも接種可能ですので、ご相談ください。

ちなみに、勉強会の際に、このワクチンを男性に使うのはどうなんだろう?という

話題がでました。ヒトパピローマウイルスは、子宮頸がんだけでなく、他の病気へ

の関与もわかっているので、男性にもこの種のワクチンをうつ時代がきても、おかし

くはないのかな?と思っています。

by 井上

 

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院外勉強会(インスリン)

先日、インスリンについての勉強会がありました。インスリンは、糖尿病の患者様にとって

とても大事なものとなるわけですが、糖尿病の患者様に、インスリンを使うことを提案する

と、一生インスリンを打ち続けなくてはならない、など、不安を感じる方が多い印象です。

しかし、実際は、インスリンを使うべきタイミングを逃さずに、インスリンを使用することで、

膵臓のインスリンをつくる細胞が壊れることを防ぎ、結果として早くインスリン治療から

離脱できるので、インスリンは使うべき時期にためらわず使う、というのがよいと思われます。

勉強会での講演者の先生も、その点を強調されておりました。もし糖尿病の患者さまで、

インスリンをすすめられたら、必要以上に怖がらず、よくお話をきいて、将来の為の治療を

選択されるのがよろしいかと思います。

by 井上

 

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休診のお知らせ

7月10日土曜日の井上医師の診察は

休診

となります。ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

秋元医師の診察は通常通りです。

 

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勉強会(DPP-4 阻害薬)

今日は糖尿病の勉強会がありました。糖尿病の新しい薬が最近発売され、とても注目されて

います。DPP-4 阻害薬といって、インクレチンという物質を調節することで、糖尿病をコントロール

する薬です。いままでの薬と違うのは。「ちょうどよく」インスリン分泌が調節されることです。

いままでの糖尿病の薬の多くは、効き過ぎれば低血糖を起こすわけですが、今回の薬は、

それがほとんど無いといわれています。おそらくDPP-4阻害薬は、今後の糖尿病治療に

重要な薬となるでしょう。

by 井上

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勉強会(磁気刺激療法)

今日は磁気刺激療法についての勉強でした。磁気刺激療法は、難治性のうつ病などに磁気

刺激で治療するもので、日本ではまだまだ研究レベルです。しかし、アメリカではかなり普及

しているそうです。また、うつ病だけでなく、耳鳴りなどにも効果が期待されているそうです。

原理はなかなか難しく、脳のある部分の血流を変化させることで効果がでるという説の

ようです。日本でも普及して患者様の選択肢が増えるとよいですね。

by 井上

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勉強会(関節リウマチ)

病気の治療法はどんどん新しくなっていくため、常に新しい情報に注意して、よりよい

医療を目指しています。そのため、勉強会にはできるかぎり参加しています。

今日は関節リウマチの勉強会でした。関節リウマチは、ここ数年で劇的に治療法が

変わり、今もどんどん変化しています。そのため、少しでも勉強を怠ると、すぐに

とりのこされてしまいます。

関節リウマチの治療で今話題なのは、メトトレキサート(商品名:リウマトレックスメト

レートなど)についてと、生物学的製剤(商品名:レミケードアクテムラエンブレル

ヒュミラなど)についてです。メトトレキサートは以前から使われている薬ですが、その

重要性が再度見直されています。また生物学的製剤は、かなり効果が期待される

新しい薬ですが、十分な知識をもって使用していく必要があります。特に問題となる

のは、感染症の合併と、値段の高さです。

当院でも生物学的製剤による治療を行っています。生物学的製剤の投与中の患者

様は、体調の変化に十分注意して頂き、すこしでも心配がある場合は、必ずお声かけ

ください。とくに、風邪は悪化しやすいので、十分なケアが必要です。

by 井上

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木曜日診察時間変更のお知らせ

7月1日より、木曜日秋元医師の診察時間が変更となります。

午前の診察がなくなり、新たに夜間診察が始まります。秋元医師におかかりの患者様

も、夜間に受診可能となります。お仕事などでお忙しい方も、夜間診察をご利用下さい。

井上医師の木曜日夜間診察も継続いたします。

<変更前>

10:00~13:00 15:00~18:00

<変更後>

15:00~18:00 18:00~21:00

よろしくお願い致します。

 

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新しいホームページ

この度は、当院ホームページにお越し頂きましてありがとうございます。

内容を一新してから20日ほど経ちましたが、いかがでしょうか。ちなみに、トップページのうさぎの絵は、

私が書いた絵を使用しています。書いた、といっても私は絵を描くのが大の苦手で、美術の点だって

ろくな点をとったことがありません。でも、パソコンを使って絵を書くのは結構好きで、この絵もパソコン

を使って書きました。なぜうさぎか、というと、

☆うさぎの様に情報を聞き逃さず、まわりの声に耳を傾ける

☆うさぎの様に優しく、穏やかに、かわいく(?)

☆自分がうさぎ年生まれ

といった意味をこめています。

今後も皆様に愛されるクリニックを目指して頑張って参ります。

このブログで、お知らせや新しい情報、雑談などを書いていきたいと思っています。お暇がありましたら、

ちょっと息抜きにお越し下さい。

井上

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