お知らせ
医院の新着情報や、日々の診療についての情報を掲載しております。
医師等の都合により、急な変更もしくは臨時の休診となる場合がありますので
ご了承ください。
平成23年12月休診日のお知らせ
平成23年12月の休診日を以下の通りお知らせ致します。
あらかじめご了承の程、宜しくお願い致します。
◆毎週月曜日(5日、12日、19日、26日)
◆天皇誕生日(23日(金))
◆年 末(29日(木)の午後、30日(金)、31日(土))
事務あまの
アルツハイマー型認知症に対する新たな選択
アルツハイマー型認知症に対する治療薬として、
今回新たに経口薬ではなく、1日1回貼るタイプの
パッチ剤が発売になりました。(一般名:リバスチグミン)
今までの経口薬とは違い、飲み忘れを防ぐことができる点や、
薬を飲むのに抵抗がある人や薬を飲みこむのに時間がかかる人に対し、
飲まなくても貼ることで効果が出る点、
副作用が出た場合、すぐに剥がすことができる点などが
パッチ剤の主な利点です。
また、実際に使用される方はもちろん、介護者の方にも、目に見える点や、
介護者の負担が解消される点で非常に良いのではないかと思います。
パッチ剤の貼る場所は、上腕、胸、背中のいづれか1ヶ所になっており、
自分ではがさないようにするため、背中に張ることが多いようです。
パッチ剤は1日1回、毎日貼り替えます。貼るときは古い物を剥がしてから
新しいパッチをはります。
その際、皮膚症状を抑えるため、必ず違う場所に貼ることも重要です。
ちなみに、パッチ剤には日付を書くことができるので、
毎日貼り直しているか目で確認することができます。
主な副作用としては、貼った場所への赤みや痒みなどの皮膚症状です。
これらの症状の多くは皮膚の乾燥が主な原因となるため、
保湿剤を使うことで症状を抑えることができます。
また、他にも悪心、嘔吐などが副作用としてあります。
アルツハイマー型認知症は1911年にアルツハイマー博士が
この疾患についての論文を発表したことにより名づけられました。
そして今年でちょうど100年、この疾患に対しての薬剤として
新たな選択肢が増えたのは非常に大きなことではないかと思います。
事務たかおか
子宮頸がん予防ワクチン接種受付中です。
当院は以前より子宮頸がん予防ワクチンの接種を受け付けておりますが、
今回新たに、子宮頸がんだけでなく、尖圭コンジローマに対しての
予防効果を含むワクチンの接種受付を開始致しました。
子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローウイルス)の感染が原因で起こり、
100種類以上あるHPVの内、中でも16型と18型のHPVウイルスが
子宮頸がんの原因の65%を占めています。
今回新たに受付を開始したワクチンは子宮頸がんの原因となる
16型、18型に加え、尖圭コンジローマの原因となる6型、11型、
合計4種類のウイルスに対し感染予防効果を持つものになります。
こちらのワクチンは十分な予防効果を得るために、
必ず半年間に3回接種をしていただくワクチンです。
接種スケジュールの目安と致しましては、
初回、初回より2ヵ月後、初回より半年後となっております。
料金は1回20000円、全3回のセットですと58000円となります。
また、ワクチン接種は完全予約制となりますので、
ご予約、またご不明な点などありましたら、
お気軽に当院スタッフにお問い合わせください。
事務たかおか